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こいつは誰かの陰謀かーー!?と叫びたくなるほどやること一杯あります…
仕事では書き入れ時だし、プライベートでは教習が忙しいし……一日中、寝るか創作するかの快適な一日を過ごしてみたい今日この頃です。
つーわけで、今回はハリポタ更新!
どうぞ、お楽しみください!
そういや、死神の続編没ネタがあるんですけど、希望があればアップしようかと想っております。
読みたい人がおりましたら、どうぞご一報ください。
チクチクチクチクチクチクチクチク
ここはスリザリンの談話室。
俺は先日、大量に購入した物を使ってあるものを幾つも作っておりやーす!
死神からの招待状~3rd Stage~
『ディメンターの悪夢のクリスマス』
「・・・服屋でも開くつもりか?」
そこに、呆れたような顔で俺と俺の周りを見るドラコがやってきた。
「おっす、ドラ子。いやなに、ちょいとしたクリスマスプレゼントだ。」
「気のせいか、全部女物のドレス系のような・・・誰にプレゼントするつもりだ!?」
ドラコがすっごい冷や汗を掻いて叫ぶ。
俺は一旦手を止めて自分の周りを見る。
そこにあるのはドラコが言っていたように、女物のドレスばかりが100着以上所狭しと広げられている。
「別に生徒にプレゼントするわけじゃねぇよ。」
おまえらのは来年、別の服をプレゼントしてやるよ。
「わぁ、すっごい服。全部リオンが作ったの?」
俺が作業を再開させると、丁度パンジィが談話室に入ってきた。
「そだよん。気に入ったなら、1着あげるよ。材料はまだたっぷりあるしね。」
俺がそう言うとパンジィは嬉しそうに笑った。
「本当!それならこのスパンコールドレスをちょうだい。」
パンジィが選んだのは、エメラルド色の首元にファーを使ったドレスだ。
俺が元の世界のゲーム攻略本の装備品を元に作ったドレスの一つだ。
他にもひかりのドレスやプリンセスローブなんかもあったりしてv
ちなみに特殊効果だとかそんなのはない。
エンチャントしようと思えばできるけど、今は時間がないから省く!
「いいよ。来年のダンスパーティのときにでも着てな。」
俺はそう言って、さっきまで縫っていたウェディングドレスを完成させる。
これで何着目かな?
確か、100着で数えるのやめたんだよな~・・・
「フラッフィー、天狼星。次の材料を持ってきて。」
俺は2匹の持ってきた材料を受け取ると、また別のドレスを縫い始める。
クリスマスまであと少し・・・
「まーてー!!」
リオン・神楽。いつものようにディメンターと追いかけっこしてます。
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン
俺が走るたびに鈴の音がホグワーツに響き渡る。
え?なんでそんな音が鳴るのかって?
そりゃ今日はクリスマスなので、サンタコスをしていまーす!!
でっかい袋も背負って、まさにサンタクロース!!
ディメンターに悪夢という名のプレゼントを配っているのです!!
ちなみに鈴の音は、トナカイとソリが無理なので袖の部分に鈴を取り付けてるんだ。
だから、俺が走るたびに鈴の音がするんだよ。
ディメンターは、他の生徒には近づこうとするが、俺の気配を感じると一目散に逃げまくる。
俺ってディメンターの天敵?
俺は追いかけていたディメンターに追いつくと、袋の中身をディメンターに装着!
「エプロンドレス。いっちょあがりv」
俺はエプロンドレス姿で去るディメンターを見送って辺りを見る。
近くにいたディメンターがビクっと後ずさりする。
「さーて、次いくか♪」
クケケケ、と俺は凶悪な笑みを浮かべてディメンターを追い回すのを再開させる。
実は袋の中身は、この間から縫っていたドレスばっかり。
ホグワーツにいるディメンターには、全部リボンつけちまったので、暇になった俺はドレスを着せることにしたのだ。
都合がいいことに、ディメンターたちはリボンを外してないから、さぞ滑稽だろうな。
「さ・い・ごv」
俺は最後のディメンターにイブニング・ドレスを着せると、袋の中身を確認する。
残っているのは、ふわふわフリルたっぷりの純白のウェディングドレスが1着。
『あ~それが残ったか・・・』
「そうだな・・・誰に着せてやろうか?」
俺はリドルとこのドレスを着せる相手をいろいろと検討するが、どうもどれもしっくりこない。
「スネイプ先生とか・・・」
『やめといたほうが・・・というか、絶対見たくない。』
「それならリーマスさん。」
『悪戯仕掛け人を敵に回すのかい?』
「ハリーとか・・・」
『僕が許すとでも?』
「ならドラ子・・・」
『ダメ。』
「ロン・・・」
『友達だろうが。』
「フレジョ!」
『1着足りない。』
「ダンブルドア。」
『じいさんのドレス姿なんて視界の暴力以外の何者でもないよ。』
「リリーさん。」
『ジェームズに殺されたいのかい?』
「りどるん!」
『そんなに死神に会いたいなら、すぐに会わせてあげるよ。』
冗談なんだから、そんな怖い笑顔で怒るなよ・・・
う~!他にドレスを着せてもギャグになるような奴いないのかな?
俺がしばらく考えてたら、一人だけ思い浮かんだ。
「それなら、あいつに着せようか。」
『あいつって?』
俺はリドルの疑問に答えず一人で自己完結をすると、辺りに人がいないのを確認して俺は移動呪文を唱える。
次の瞬間、俺は暗い屋敷にいた。
目の前には、すやすやとソファーに寝こけている『例のあの人』ことヴォルデモート卿がいる。
「ふふふふふふふ、のん気に寝てるなぁ~♪」
『リオン・・・まさか・・・』
リドルが引きつったような声を出すが、俺がテキパキとウェディングドレスを着せると即効移動呪文で逃げる。
ふっふっふっ、起きたときが楽しみだな♪
その後、目覚めたヴォルさん。
「なんじゃこらー!!!?」
ご愁傷様v
俺は無事にホグワーツに戻ると、一応着替えてから、最近水面歩行の練習場になっている湖のほとり行ってみた。
そこには俺の予想通り、ハリーたちがいた。
なにやら話し込んでるみたいだけどな。
「おーい。なに話してんだ?」
「リオン!?」
「今までどこ行ってたんだ?」
「なに。ちょいとプレゼントを配りを。」
俺はそう言いながら、ハリーたちの手元を見る。
その手の中にあるのは・・・同じ種類の4本の箒。
「それってファイアボルトじゃん。俺以外に誰がハリーにプレゼントしたんだ?」
俺がそう呟くと、4人はぎょっとして俺のほうを見る。
「この中の1本ってリオンのプレゼントなの!?」
「いや、気づかなかったのかよ。一応カードもつけてんだが・・・」
そう言うとハリーが真っ白いカードを出した。
「このカード、リオンの?」
「そうそう!なんだ、わからなかったのか?」
俺はカードを受け取ると、『無生物出現呪文』でライターを出し、カードの裏を軽くあぶった。
そうすると、カードの裏に文字が浮かんできた。
『Helloハリー!こいつは日本の炙り出しって言ってな、
火で軽く炙ると文字が浮かんで来るんだよ。それはそうと、
プレゼントは気に入ってくれたか?亡くした箒の代わりに
使ってくれよ!そんじゃ!
Merry XMas byリオン・神楽』
「「「「・・・・・・」」」」
なに?その沈黙は。
「アパレシウムでも現れない理由は?」
ハーマイオニーが疲れた声で問う。
「それじゃ、おもしろくないから!実際にヨーロッパにインビジブルインクがあるし、ハリーやハー子なら気づくと思って♪」
その答えにハーマイオニーはますます頭を抱え込んだ。
え?おもしろくなかった?
「それじゃ、残りの箒は?」
ハリーはそう言って、残りのカードを出す。
カードは2枚。
1枚は差出人があって、もう1枚はない。
4本目に至ってはカードすらなしときたか。
『1本は俺がプレゼントしたのに・・・』
おりょ?シリウスいたんだ。
つーか、何時の間に用意したんだよ?
今年はおまえがプレゼントできねーと思って用意したのに。
『1本は僕がプレゼントしたんだよ。』
リドルがいきなり俺の横に現れた。
「のわ!?いきなり現れんなよ!つか、りどるんも俺と同じなわけ?」
俺がそう聞くと、リドルはハリーから差出人の名前が入っていないカードを受け取る。
『"祝ってあげられなかった13回分のバースデイを込めて"って書いたんだけど、名前を入れ忘れてたな。』
さいですか・・・相変わらずの親バカで・・・
「それじゃこれは?『MerryXmasハリー!プロングズ&リリス』」
「ブッ!!」
俺はその名前を聞いて、思わず噴出してしまった。
なにやってんすかー!?ジェームズさん、リリーさん!!つーか、リリスって・・・うわー親バカだらけ。
「リオン?心当たりあるわけ?」
ハーマイオニーに聞かれて、俺は内心絶叫しまくり。
えー!えー!!ありますよ!ありますとも!!
「俺の知り合い。ハリーが大好きで仕方ないって人たちだ。大丈夫、俺が保障する。」
俺がそう言うと、4人はあからさまにほっとした。
おーい、あまり俺を信用しすぎるのも問題だぞー?
「それじゃ残りの箒は?」
「シリウス・ブラックからかしら?」
「いや、ピーター・ペティグリューかもしれないぞ。」
そうやって、いろいろ検討した結果。
シリウスの箒は呪いがあるかもしれないとのことで、マクゴナガル先生に提出。ジェームズさんとリリーさんの箒はハリーが、リドルの箒はドラコが、そして俺の箒はロンが使うことになった。
ちなみにシリウスの箒は、大丈夫な場合俺が使うことに決定。
この件で、シリウスが落ち込みまくったのは言うまでもない。