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いろいろと説明的な回。

どうもアギ・スプリングフィールドです。

前回のことでいろいろと説明が足りない!って思う人が多いでしょうからいろいろと説明することにしました。

まずはここは「魔法先生ネギま!」の世界であることは間違いないはず。
俺をここに転生させた神だってそう言っていたし、村の連中やネカネ姉の話を聞いていると「魔法」も「千の呪文の男」、「英雄」……原作で語られていることと同じことを聞くことができた。
魔法世界や旧世界もあるし、日本には関西呪術協会も関東魔法協会もある。

だけどスプリングフィールドの一族に関しては原作とまったく違っていた。
まずは前回もさっきも言っていたスプリングフィールド「一族」……そう一族なんだ。
原作だと魔力がでかいが一般的?な魔法使いの家庭(常識的かどうかは別として)なはずなんだが、ここでは20人規模の秘められた少数一族となっている。
秘められた、とあるがスプリングフィールドの名前だけなら俺たちの父である(この言い方は正直語弊があるが後に説明)ナギ・スプリングフィールドの名声で知られているが、その中身を知る人間は驚くほど少ない。
世間的にはナギの親類としか見られていないが、その実態に俺は絶句したよ。
スプリングフィールドの一族は元は魔法世界でキャラバンみたいなことをやりながら旅をしていた一族で、同時に魔法世界を存続させるための生贄の一族なんだ。
生贄って言うと村の爺婆たちは怒るけど、俺から言わせてもらうとまさに生贄だ。
スプリングフィールドの一族は強大な魔力を持っていて、その潜在魔力は一人で世界一つをまかなえるほど。
俺とネギもそうだし、一族の奴らは例外なくその魔力を持っている。(その中でもトップは今のところ俺たちの兄弟とじーさん。ナギも高いらしい)
だから魔法世界が生まれた時からスプリングフィールドの中で選ばれた者を巫女……踊り手と呼ばれる者が魔法世界にその魔力と命を捧げる。
聞いたときはふざけるなと思った。
なんで俺たちが魔法世界のために命を張らなきゃならないんだ。
いくらなんでも若い身空で死ぬなんてあんまりだ!
そう思っていたんだけど……生贄になるのは老人……今代だとジーさんが捧げる役になるそうだ。
これも聞いたときは思いっきりずっこけたさ。
普通は巫女だの生贄だのって若いもんがなるのが"お約束"だっつーのに……じーさんって誰得だ!!
人生を謳歌してほとんど終わった頃に命を捧げることになんとなーく納得。
もう余生を過ごすだけの時に世界に貢献できますよーって、人間としてはかなり上等な最期だよな。
納得できるようなできないような微妙な気持ちで説明を受けた俺に共感できるのは一族内部でも何人かいるみたいだけど、爺婆たちはむしろ羨ましがっているくらいだな。

ほんでお次は踊り手の説明かな。
踊り手っていうのはさっきも言った魔法世界に魔力と命を捧げる巫女のことだ。
これは当初は男でも女でも関係なかったんだが、何百年も前にスプリングフィールドが呪いを受けて、それ以降男しか踊り手になれなくなったんだ。
言葉の通り踊り手はその踊りをもってさまざまな奇跡……つまり魔法を起こすことが出来る。
スプリングフィールドはキャラバンのようなことをしながら魔法世界を彷徨う民だったから、歌や音楽、踊りはお手の物。むしろそこから派生したものだ。
その魔法もどちらかというと補助や支援、回復、解呪なんかに向いているものばかりだ。
一族の者でもある程度使えるけど、戦闘にも完璧に使いこなせるのは巫女である踊り手だけ。
踊り手は両手両足に鈴が組み込まれた特殊な腕輪とアンクレットを身に着けてそれを媒体に魔法を発動できる。
ただなこの鈴って……普通に生活する際にはすっげーーーうるさい!!!
今代の踊り手であるじーちゃんも(次代の踊り手であるナギも)この腕輪とアンクレットを着けている。
普通ならうるさくて迷惑極まりないのに、じーちゃんが動くと一種の音楽のように聞こえるから不思議すぎる。俺とネギが試しに着けてみたけど、不協和音のオンパレード!慣れないやつがつけると耳をふさぎたくなる。
これを使いこなすことも踊り手の必須スキルなんだよな。他にもこの腕輪とアンクレットには機能があるけど、それはまた後日に。
他に踊り手の必須アイテムが一つある。
それが踊り手の宝玉。
普通口伝の踊りや音楽なんて時とともに変わったり、忘れ去られたりするんだがこの宝玉には歴代の踊り手たちの動きや音楽をすべて記録してある優れもの。
じーさんの若い時の踊りやナギの踊りも記録されてある。
今のところ踊り手候補である俺とネギもそれを見ながら練習していたりするんだよな。
形状としてはビー玉くらいの大きさに赤いグラデーションがかかっているもので、普段はチョーカーのような形で身に着けてある。
宝玉の数は予備含めて5つくらいあるけど、ナギが身に着けたまま行方不明になっているから一族に残されているのはじーさんがつけているもの含めて4つ。
そのうちの2つを俺とネギが身に着けているんだ。

そして……最後の説明。
俺にとって今世最大の悲劇。
一族の呪い……断絶の呪い。
スプリングフィールドの一族の女は子供が産めないし、男も一族外の女性とも子供を作れない。
そもそもこの呪いは過去にその魔力を悪用しようとした一族の若者が発端で神々の呪いと言われている。
解呪に定評があるスプリングフィールドも解けない呪いだから、他の解呪術師に依頼したところ全滅らしい。
ん?断絶の呪いなのによく何百年も持っているな?
いや、子供自体は作れるんだよ、かなり嫌な方法だけど。
女性は子供を作る機能がそもそもないからこの場合は除外。
だから子供を作るとなると一族の男が頑張るしかないんだよな~……女の卵子と掛け合わせても子供はできねーけどな。
スプリングフィールドの男は女と違って相手を孕ませることはできないんだが、自分が孕むことはできるんだ。
どういう原理かまでは解らないけど、スプリングフィールドはそれを利用して今まで一族を繋いできたんだ。
体外受精……試験管ベビーという話もあったんだが、それだと例外なく生まれる子供が女の子になるんだよな。
女の子だと血を繋げることが出来ないから、男は絶対に必要なんだ。
しかも呪いの効果のせいなのか互いに多少なりとも情を通わせないと流産する確率がすごく高い。
過去にそれで何人も流産しちゃった人いるし、俺もネギも実際にそれに立ち会わせしたからな……きつかった……本当に世の中の母親を尊敬するよ。
他にも生まれてくる子供にも特徴が現れる。
相手の男は種族問わず『雄』ならスプリングフィールドは子供を作れるけど、その子供は男であるかぎり、必ず種族「人間」として生まれてくる。
どんなに遺伝子が強い種族でも男に限りそれに左右されることがない。影響を受けるとしたら髪や目の色くらいだな。
だからか村の中では結構カラフルな髪色を持っているのが多いから眺めると面白いんだよな。
……とまぁこんな感じで踊り手候補である俺とネギは確実に子供作らないといけない立場で、いつか男を婿にしないといけないんだよなぁ~……鬱だ!!
ちなみになんで前回小太郎がいたかは、小太郎がネギの婚約者候補なんだよ。
ナギの戦友である「サムライマスター」近衛詠春はどういうわけか結構な頻度で俺とネギのところに来てな、その際に小太郎も連れてきてネギと仲良くなったって感じだな。
見立てでは小太郎がネギに一目ぼれしたとみた。

 

 

 

 

 

とまぁこんな感じで、原作とはまったく違うネギまワールドで生きています。
はてさて、原作突入したらどうなっちまうのかね~……

 

 

 

 

 

 

 

ん?ちょっと待て?
そういやナギの相手って誰だ?

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