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管理人が思うままに書き散らす駄文ブログサイト
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世に溢れているプランツパロで、一風変った奴をやってみたいと考えてみたました!

またカップリング物です。
スザルル



新サイトでの初のメール返信!
>未完の月さま
おお!こんばんわ!あえてこれを書いている時間帯の挨拶をさせていただきます!!
ここの小説を楽しんでいただき嬉しい限りです。
死神からの招待状は、自分が一番最初に、webにのせた作品なので思い入れも強いのです。
テーマはみんなで仲良しのハッピーエンド!しながら、ヴォルデモート苛めです。
コードギアスのほうも、頑張って書いていきます。
今回も、下に一本書きました?
とりあえず、楽しんでいただければ嬉しいです。


ルルーシュとスザクが両方とも人形!という設定。

通常なら、片方だけが人形という設定を多く見ますけど、ここでは二人ともプランツ・ドールという設定です。

 


そんじゃあらすじ?のはじまりはじまり!

 

プランツ・ドール
それは、ミルクと砂糖菓子、それと主人からの愛情を糧にするとても美しい生きた人形たちのこと。
その美しい人形たちを売っているある小さな店に、その子達はいた。


ルルーシュとスザク
外見は10歳前後の男の子の姿をしているプランツ。






同調人形~シンクロ・ドール~






ルルーシュはさらさらの黒い髪にアメジストとも見まごう紫の瞳の人形。
スザクはくるくるの茶色の髪に若葉色の緑の瞳の人形。
互いに愛を求め合い、愛を与え合う世にも珍しい『同調人形』。
店の店主が自らの手で育て上げた人形たちです。


同調人形とは、主人の愛情を糧にする通常のプランツとは違い、一対の人形が互いを愛し、愛されることで美しくなっていく、特別な絆を持つプランツのことです。
片方は智を、もう片方は力を高められており、それで互いにない部分を補い助け合うことも意味しております。


この人形たちは、店主と一緒に訪れるお客様を暖かく迎え入れてくれます。
スザクとルルーシュはどんな時も必ず二人で行動をするのです。
寝るときも、ミルクを飲むときも、お客様を迎えるときも…


スザクとルルーシュはその日も店主と一緒にお客様を迎え入れます。
そのお客様は、店内で眠っているプランツたちに目もくれず、まっすぐにルルーシュを要求しました。
店主は、ルルーシュは売り物ではないと言い張り、他のプランツをオススメしますが、そのお客はかたくなにルルーシュを要求します。
それに困り果てた店主は、せめてスザクも一緒に買って欲しいと願います。
店主にとってルルーシュとスザクはわが子も等しい存在です。
その二人が引き離されるのだったらせめて…!という苦肉の策なのです。
しかし、そのお客はルルーシュが自分にだけ最高の笑顔を向けて欲しいのに、他の奴を見ているなんて我慢できないと断ります。
店主のほうも、このまま連れて行かれてはルルーシュが枯れてしまうと焦り、なんとかその場はお客を帰らせました。


お客が帰ったあと、どうしたものかと店主が考えていると同業の人から突然、連絡が入りました。
店主は用事のために一時的に、ルルーシュとスザクに店番を頼んで出かけていきます。
店主を見送ったルルーシュとスザクは店内の掃除をしながら、店主の帰りを待ちます。
そこに突然、店のドアが勢よく開かれました。
ルルーシュとスザクは店主が帰ってきたのかと思いましたが、そこにいたのは店主が追い返したはずのお客でした。
そのお客は、部下を使って無理やりルルーシュを連れて行きます。
スザクはなんとかルルーシュを守ろうと奮闘をするが、子供と大人の体格では善戦しても、最終的には負けてしまいます。
ルルーシュの抵抗もむなしく、そのお客…シュナイゼルの手に落ちてしまいます。


店主はしばらく戻ってきて唖然としました。
店内はぼろぼろ、スザクは怪我だらけ。
これで冷静になれというほうが無理です。
店主はなんとかスザクを治癒して、スザクから話を聞きだします。
店主はすぐに警察に駆け込んで、シュナイゼルを訴えますが、相手はこの町でも上位権力者です。
一介の警察では歯が立ちません。
店主はどうにかルルーシュを取り戻そうと考えている間に、スザクは店主に内緒でブランデーを一杯飲みます。
それは店主にバレないように一日カップ一杯のブランデー…それによってもたらされるものをスザクは承知で飲み続けます。
愛しい半身を取り戻す力を得るために…


一方、連れて行かれたルルーシュは最高級の部屋で、最高級のミルクと砂糖菓子、衣服に包まれていました。
しかしその表情は、悲しげにゆがむばかりです。
シュナイゼルはなんとかルルーシュの笑顔を見ようと、最高級のものばかりをルルーシュに与えますが、ルルーシュの表情から悲しみ以外の感情が感じられません。
おまけに体を維持できるだけのミルクと砂糖菓子しか口にしないものだから、困りました。
シュナイゼルが手をこまねいているうちに、ルルーシュは少しずつその体が成長していきます。
これに驚いたシュナイゼルは、ルルーシュにミルク以外のものを与えたのか!?と世話を任されているものたちから聞き出しますが、みな首を振るばかりです。
プランツとは、ミルクと砂糖菓子だけではその体をそのまま維持するのですが、それ以外のものを与えると成長してしまうのです。
原因がわからないままに、ルルーシュはどんどん成長していき、ついに17,8ぐらいにまで成長していきました。
シュナイゼルは一体どうしたものかと、頭を悩ませているといきなり建物の中に侵入者が現れました。
すぐにその侵入者を迎え撃てとシュナイゼルは命令しますが、その侵入者はものすごい身体能力を活かして、つぎつぎにSPを倒していきます。
シュナイゼルは防犯カメラでその侵入者を確認すると、そこに映ったのは茶色の髪に緑の瞳の17,8ごろの少年です。
それは自らブランデーを飲み続けて、自らを成長させたスザクです。
スザクは、感じるままにルルーシュのいる場所に向かいます。
そこですったもんだで、スザクはルルーシュ奪還を果たしました。


スザクとルルーシュは無事に店主のお店に帰ることができました。
二人は成長してしまいましたが、店主は二人を暖かく迎え入れました。
そうしてスザクとルルーシュの二人は、今日も店主と一緒にお客様を暖かく迎え入れてくれるのです。

 


めでたし めでたし

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