[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
そんで怒られた…
最近、こんな感じばっかです。
メール返信
>未完の月さま
ハリポタの続編は、ハリポタが完結しだいアップさせていこうかと思っています。
なんせハリポタで明かされるリオンの秘密の一つがある種、重要になりますからね。
ゼロ魔を知らなくても読めるように頑張っていますけど、やっぱり難しいですね。
>紗奈さま
リオンはいったいどうするんですかね?
とりあえず、リオンは全ての記憶を覚えている状態ですから、クラスメイトだとはすぐに気付きます。
とりあえず変則的王道ファンタジーを目指します!
「はーい、それではリオン君の『魔力de人間離れ!』を始めたいと思いまーす!!」
「「「「お・・・おー」」」」
『なにをさせる気なんだ』
『わくわく』
俺たちはただ今、湖のほとりに集まっています。
死神からの招待状~3rd Stage~
『第一の予言』
ちなみに全員(俺除く)水着姿。
ゲストにシリウスとフラッフィーも(強制)参加しておりやーす。
今回の人間離れ技は・・・
「なんと、水の上を歩くことでーす!」
「そんなことができるの!?」
ロンが驚いて声を上げるが、俺は証拠とばかしに水の上を歩く。
ついでに逆立ちやスライディングもしてみる。
「な!常に魔力を一定放出すれば、簡単だよ。ちなみに逆立ちはともかく、スライディングは初心者は絶対やっちゃだめだよ。」
コントロールを誤るとすぐにボチャンだし。
ちなみに俺は一週間で基本をマスターした。
「「「「・・・・・・」」」」
おいおい、大口開けてっぞ。
俺はみんなにやり方をだいたい説明して、練習スタート!
ドボンッ
スタ ドボンッ
スタスタスタスタスタスタスタスタ ドボンッ×2
・・・・・・上から、ロン、ハリー、ハーマイオニー&ドラコでした。
「ゲホゲホッ」
「コホ。壁登りより難しい・・・」
「リ・・・リオンはどのくらいでできたんだ?」
ドラコに訊ねられ、俺はあっさりと。
「ん~?基本は一週間で出来たよ。」
「「「「ゲッ!?」」」」
なんだよ、そのゲッ!?ってのは・・・あり?
「フラッフィー、天狼星。やらないのか?」
俺が聞くと、フラッフィーは耳をペタンとさせて残念そうに呟いた。
『僕・・・泳げない・・・』
あれま。まさかフラッフィーが泳げないとは・・・
「あう・・・それじゃ、天狼星は?」
『あ~俺は・・・』
「なんだ?リオン様の特訓が受けられねーのか!?」
俺は最初からシリウスの言い分を聞く気なかったので、首根っこを掴んで・・・
『お・・・おい?』
シリウスは冷や汗をダラダラ流しながら、戸惑いの声を漏らす。
「リオン選手、大きく振りかぶって~・・・投げました!」
ポーイ!
俺は絶妙なコントロールで、シリウスを湖の5mほど沖に投げた。
クルリ ピタッ
「お?おーすげー!」
さすが次席、やるー!!
シリウスはくるりと一回転して、見事水の上に着地できた。
『へっこのくらい簡単だ。』
シリウスはふんっと鼻を鳴らしてこちらに悠悠と戻ってくる。
「「「「(く~!!犬に負けるか~!!!)」」」」
ハリーたちは悔しがってシリウスをみる。
あ~みんな対抗心バリバリだよ。
さて、シリウスが岸に着くまで残り4m。
3m・・・
2m・・・
1m・・・ドボンッ
「あ~あ」
シリウスは残り1mのことろでリタイアでーす!!
『ち・・・ちきしょう』
その後、みんなやる気を出しまくって時間の許す限り練習しまくりました。
「う~む、どうしたものか・・・」
俺は歩きながら本を見て、そう呟くとリドルに聞かれた。
『どうしたんだい?珍しく難しい顔をして』
珍しくは余計だ。
「いやー、大したことじゃねぇけど。これ、マグルの雑誌なんだが今日の占いのところで頭上注意なんてあるからよ。」
俺はそう言って上を見る。
頭上にあるのは無数の動く階段だけだ。
辺りには夕食の時間というのもあって、人っ子一人いない。
『占い学のことを気にしているのかい?』
「いや、瓦礫っていうからデカイのが落ちてくるだろうなぁって思ってさ。」
『さすがに階段は無理だろ。魔法でも使わない限り』
リドルは呆れた感じで答える。
それに俺は笑った。
「そうだよな!アハハハハ」
『そうだよ!アハハハハ』
「『アハハハハハハハ』」
ドカーン、ズガーン
・・・・・・なんだろう、今の音は・・・
俺はリドルとの笑いをやめて、上の方を見た。
なんで・・・
「なんで階段が落ちてくんだよ、こんちくしょー!!」
俺はとっさにブレスレットを傷つけないように庇った。
そこで俺の視界は閉ざされた。
<ハリー視点>
すごい音がして、みんな夕食を食べる手を止めた。
「なんだろう、今の音。」
「どこか壊れたような音がしたわね。」
ロンとハーマイオニーが言うと、先生たちはそこにいるように生徒たちに言って、大広間から出て行った。
「ハリーどうする?」
ロンの言葉に僕は頷く。
「行くよ。リオンがいないみたいだし、多分さっきのはリオンが関係してる。」
あの強くて少し間の抜けてる友人は、いつもとんでもないことをしでかすから。
僕たちはこっそり大広間から出ると、同じく心配になったドラコと合流して音の震源地に向かった。
(リオン視点)
う~ん、どうしたものか・・・
俺はのんきに潰されながら考えていると、他のところから声が聞こえてきた。
「これは・・・どういうことじゃ・・・」
「なんとまぁ、階段がすべて落とされてますわ!!」
ダンブルドアとマクゴナガル先生・・・あ~全部なんだ。みんなどうやって寮に戻るんだ?箒?ハリーたちには壁登り教えてるから大丈夫だけどなぁー・・・
「誰かが潰されていたりはしませんよね?」
いや、約1名潰れてまーす!
『知ってるぞー!知ってるぞー!生徒が1人潰れてるー!!』
あ、ピーブズ。
「な!?いったい誰が!!?」
『スリザリンのあいつが潰れた!!先生泣かせの、ディメンター泣かせ!非常識の塊がー!!』
ピーブズ・・・後で覚えてろよ。
「なんですって、ミスター神楽が!?」
いや、先生も納得しないでください。(泣)
「はやく助けないと!!」
いや・・・あの・・・別にケガしてませんし、このくらいなら自力で脱出できますけど・・・
「誰か、ほうきを!!」
そろそろ出たほうがいいかな?
「「「「リオーン!」」」」
バタバタバタバタ
ありゃ、あいつら来ちまったか。
「ミスターポッター、ミスターウィーズリー。ミスターマルフォイ、ミスグレンジャー!?あなたたち大広間から出てはいけないと・・・」
「マクゴナガル先生、リオンはどこですか!?」
「無事ですよね!?」
ハリーやドラコがマクゴナガル先生の言葉を遮って、口々に問い詰める声が聞こえる。
そんで、少しの沈黙。
多分、先生が瓦礫の山を指差してるんだろうな。
あ~なに言われるか、すっげー予想できちまう。
「よかったー」
「リオンなら大丈夫だね。」
「今頃私たちの会話を聞いてるはずね。」
「リオーン!早く出て来い!」
やっぱりか、どちくしょー!!
ガラガラガラガラガラガラガラ
「テメーら人の心配する気ねーのか!?」
「「「「魔法使い相手なら心配する。」」」」
「そうかよ・・・」
俺は瓦礫から這い出して、服の埃を払っていると、先生たちが唖然として俺の方を見る。
「ミ・・・ミスター神楽。大丈夫ですか?」
「だーいじょーぶでーす。おかげさまで、ケガ1つしてません。とりあえず、階段は直しますね。」
え~っと、ただの修復魔法しただけじゃダメかな?あの魔法使えるかな?
「いよっし!一か八か、ロト紋オリジ魔法…サンズ・オブ・タイム!」
俺が呪文を唱えると、階段に砂が巻き起こり、まるで時が遡るかのように階段が直っていった。
よかった。これもある種時空系魔法だから不安だったんだよ。
カ・・・チン
ついに最後の階段も直り、いつもと同じように動いている。
「いよっしゃー!成功!!」
俺はガッツポーズをしながらも、杖を取り出して、先生たちに向けた。
「ミスター神楽、なにを!?」
「すみませんが、忘れてください。オブリビエイト!」
バァーン
閃光がダンブルドアを除く先生全員に直撃した。
チッさすがは校長。かなり力を抑えたものの防がれるとはな。
「どういうつもりかのう?」
「簡単なことだ。俺は平穏な学園生活を送りたい・・・まぁ、多少の無茶はしますけど。」
(((((多少?))))
なんだよ、その顔は・・・
「そのためには、俺の力を知られんのは困るんですよ。闇に知られれば利用されかれませんし(そんときゃ、いじめまくって返り討ちだけど)、新聞とかマスコミに知られんのもヤなんすよ(もし新聞に載ったら、その会社潰す!)。それに生徒の間でこれ以上騒がれたくありませんし・・・(陰で俺のこと、怪力男だとか、スリザリン一の変わり者だとか、必殺お助けリオンだとか、先生いじめだとかetcetc、言われまくってるしなー)」
「そ、そうか(なにやら含みがあったような・・・)。わかった、他言はせぬ。」
な~んか、その冷や汗が気になるんすけど・・・
まぁいい。俺は次にハリーたちの方を向いた。
そりゃもう、にっこりと笑いながら。
「ハリーたちも内緒なv」
「「「「は・・・はい!!(笑顔が怖い!!)」」」」
おし!こうしてこの事件の幕は閉じた。
だけど、俺は気づかなかった。
隅のほうで動く小さな生き物に・・・