忍者ブログ
管理人が思うままに書き散らす駄文ブログサイト
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[104]  [103]  [102]  [101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96]  [95]  [94
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Digimon Arcadiaの小話です。

お題は適当で変なお題からいただきました。

我は雲が好き。

ふわりふわりと舞う雲が好き。

だから我はよくマンションの屋上から雲を眺める。

このマンションは高いから、空をすごく近くに感じる。

我は屋上にごろんと横になると、空を見上げる。

ゆっくりゆっくり流れる雲。

今日は風がそんなに強くないから、雲も風に乗ってゆっくり流れる。

しばらくすれば従兄弟が屋上に来て、一緒に遊ぶだろう。

それまでは我は一人で雲を眺める。

それからしばらく我は雲を眺めていて、不意に立ち上がった。

そして屋上の端に歩み寄る。

私の眼下には、とても遠い地上が見える。

あと一歩踏み出せば、我は下に落ちる。

別に死にたいわけじゃない。

我も雲のようにふわりふわりと浮くことが出来るのか?と思った。

我は一歩足を踏み出す。

「ラン!」

後ろで従兄弟の悲鳴にも似た叫び声が耳に聞こえたが、もう遅い。

我は下に落下する。

ふわりふわりと落下する。

我の長い耳がバルーンのようにゆっくり落ちていく。

やはり浮くのは無理だったか。

 



 

その後、地上に降りた我は従兄弟や両親にきつく怒られた。

なぜだ?

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
★ カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[04/30 非生命体R]
[02/11 うにゃ]
[08/24 うにゃ]
[07/24 うにゃ]
[07/24 うにゃ]
★ 最新トラックバック
★ ブログ内検索
★ カウンター
★ アクセス解析

Copyright (c)泡沫の夢を見るものに祝福を All Rights Reserved.
Photo material 空色地図  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]