わらわらわらわら・・・
ホグワーツの廊下を小さな人形のようなものが大量に走っている。
数は100や200ではないだろう。
大きさは全長30センチほどの500以上もの人形が走っている。
先生達に追いかけられながら。
「待たんかー!」
「待ちなさい!」
「一体、どんな魔法を使ったのじゃー!?」
スネイプ先生、マクゴナガル先生、フリットウィック先生は必死に人形達を追う。
否、これは人形なんかではない。
「先生たちもしつこいなー・・・」
人形の一体・・・リオンがそう呟いた。
リオンは悪戯をして、それが先生達にバレてしまったので逃げているのだ。
最初はN○RU○Oの影分身を使っていたのだが、小さい場所に逃げ込むために途中で自分にミニマムを掛けて、こうなったのだ。
これはまさに、リオンのミニチュア大行進☆である。
最終的に、リオン捕獲は全校生徒にまで及んだらしい。
一人も捕まらなかったが・・・